日本近代化の歩み「文化のみち」

現在では全国第三の大都市となった名古屋市が、日本史の歴史的舞台に登場するのは、意外と遅いといえるかもしれません。

戦国時代後半の織田信長の登場によって、一気に尾張のエリアが、日本史の表舞台となりました。

その後も、豊臣秀吉、徳川家康などの戦国時代を代表する3人の英傑が、この地域を中心に活躍し、歴史をリードするようになりました。

市内には歴史を色濃く残す貴重な建造物や遺品が点在しています。
特に、名古屋城から徳川園までのエリアは、江戸時代に始まり明治時代、大正時代に続く歴史的ロマンが漂い、「文化のみち」と呼ばれています。
名古屋市歴史まちづくり推進室が保存活動を行っている施設は、「文化のみち」周辺に凝縮しています。

日本初の女優として広く知られる川上貞奴が大正時代に暮らした和洋折衷の住居「二葉館」、大正時代末期から昭和時代初期に活躍した陶磁器商の井元為三郎の住居「橦木館」、自動織機を発明した発明王の豊田佐吉の弟で佐吉を支えた豊田佐助が大正時代に建てた「旧豊田佐助邸」、大正時代に陶磁器を時代に先駆けて積極的に輸出した貿易商の「旧春田鉄次郎邸」などが、建ち並んでいます。

名古屋でかけがえのないような出会いがあったら、「文化のみち」を2人の出会いを踏みしめるようにのんびりと散歩するのもいいかもしれませんね。
日本の近代化の歩みを感じとることができます。