「ミャーミャー」言う名古屋人

世界の各国には独自の言語があります。
イギリスでは英語が使われ、日本では日本語が使われます。

ところが日本の中でも地域によって、日常会話の中で話される言葉は大きく違います。方言は話される地域ごとに大きな特徴をもっています。

名古屋弁も特徴的な方言の一つということができます。猫でもないのに、「ミャーミャー」言う、などと揶揄されることがあります。

夏目漱石の代表作『吾輩は猫である』を名古屋弁訳すると、“オラはな、猫だなも。なみゃあは、まだ、にゃあ”となります。

ミャー、ニャー言うのは、訳出する原文が猫に関するものだからではなく、名古屋弁の特徴がよく出る一節となっています。母音を連続して発音するときに、それらの母音が変化してしまうのです。

「アエ」や「アイ」は、子音の“y”がついて「ャー」に変化します。
「大学」、「財布」、「おまえ」、「帰る」を順に、名古屋弁で圧音すると、「デャーガク」、「シャーフ」、「オミャー」、「キャール」となります。また、語尾にも大きな特徴があります。
「~です。」、「~だ。」にあたる語尾として、「なも。」、「がね。」、「がや。」、「だがね。」、「だがや。」などがよく使われます。

他にも様々な特徴をもっていますが、この二つの大きな特徴を理解しておけば、出会いサイトなどで名古屋の人と知り合ったときに円滑なコミュニケーションをとることができます。